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2014/3/16 便失禁に新SNM、4月に保険収載

便失禁に新SNMが4月に保険収載されるようですね。
以下、詳細です。

日本初の植込み型デバイス、治療選択肢が広がる
2014年3月8日

 日本メドトロニック社(東京都港区)は3月6日、都内で新しい便失禁治療植込み型デバイス「InterStim II仙骨神経刺激システム」のメディア発表会を開催した。日本初の便失禁の仙骨神経刺激療法(SNM)用のデバイスで、保存的療法が無効または適応できない患者が対象となる。2013年9月に薬事承認を得ており、4月1日付けで保険収載となる見通し。
 SNMは仙骨神経を電気的に刺激することで骨盤底機能障害を改善する治療法。まず排便日誌による症状観察を行った上で、リードのみを仙骨裂孔部に植込み、体外装置で試験的に刺激を加える。治療効果が確認できれば、臀部にデバイス植込みを行う。植込み後は、患者自身が症状に合わせて刺激の強さやタイミングを調整できる。一連の治療には2-3週間の入院が必要という。植込み手技の難易度は高くないが、医師は事前に所定の講習を受ける必要がある。
藤田保健衛生大学の前田耕太郎氏。「InterStim II仙骨神経刺激システム」は便失禁のみならず、尿失禁などへも適用が拡大していく可能性があると述べた。

 発表会では藤田保健衛生大学消化器外科主任教授の前田耕太郎氏が登壇し、便失禁の実態と診療について解説した。日本では500万人以上の便失禁患者が存在すると推計されており、高齢者のみならず健常成人でも便失禁に悩む人は少なくない。「そもそも治療すべき疾患という認識が足りない」(前田氏)。便失禁の治療法も限られている。便失禁の改善を薬効としている薬は世界に1つもない。保存的療法として排便習慣の指導や括約筋訓練、外科的療法として括約筋修復術、有茎薄筋移植術、人工肛門などがあるが、今回、SNMが加わったことで、治療選択肢が広がった。
 SNMによる便失禁の治療成績は8割ほどと見られる。米国の5年間長期試験(Dis Colon Rectum. 2013 Feb;56(2):234-45)では76人に植込みを行い、治療が成功した(1週間の便失禁回数が50%以上減少した)のは89%。さらに36%の患者で完全な禁制を得ている。日本の臨床研究では21人に植込み、治療成功18人(86%)、禁制4人(19%)という成績だった(山名哲郎氏ら:日本大腸肛門病会誌65:540,2012)。
 今回の新デバイス登場を受け、現場はどうすべきか。前田氏は「センター化して対応するのが望ましい。最終的に1都道府県当たり1-2センター設置できればいい」との構想を示した。また、世界的には国際失禁会議が出した治療ガイドラインがあるが、日本独自の指針はない。現在、日本大腸肛門病学会と日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会で検討を進めており、1-2年以内の策定を目指しているという。
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